第11話

2006年9月19日 連載
とうとう、東城は若干26で日本1の金持ちとなった。・・・
そしてどんどん儲けだし、さとみと楽しい日々を過ごした。
その頃夏目は・・・猛烈に勉強漬けの日々が続く。
社長として必要な知識をいっぱい勉強すると同時に医学についても勉強している。
人間何かに燃えたとき勉強しまくってしまうと・・・そして・・・2年後28にして彼は医学をやめ大蔵省に入った。
その頃東城はあと少しで世界一のお金もちになれると同時にさとみを完全に奪えるとおもった・・・
しかし夏目の逆襲は半端なかった。
俺が大蔵省にはいった。いまあいつがやってる株式の規則を変えてやる、これであいつを陥れる。
第一条株式を独占してはいけない(株式独占禁止法)、第2条どんなに高くても一株で買ってはいけない(単数株式売買の禁止)たくさんの異なる企業の株を持ってはいけない。
・・・これを夏目はむちゃくちゃ難しく書いたのだ。
よーし、これで夏目は逮捕される、なんせあいつはいまこれでいうところの株式独占禁止法に引っかかってるわけだからなあ・・・
まあこれはあいつがいま日本にいないから明日発表するか。
あいつを潰して夏目が小野をもらう、俺はこういう時になると腹黒くなる。
あとはこっそり税金でも上げとくか。あの馬鹿は気づかん、んーとかつての消費税は5パーセントだが10パーセントにしとくか・・・あとは直販売禁止法で確実に通るわけか。さて、あとは食品なら食品管理センターに通すのを義務づけて、金属なら金属管理センターを通すのを義務づける。その時その定価の50%の消費税をとる。ということは実際販売するときは100円のものは、110円であり、165円で普通のとこでおくられ、181円で売られる。つまり100円ショップなど品が悪い商品だけ集まるわけか。まあこれをわかりにくく書いとこう、あとは・・・・と夏目の新しい規則はかつての治安維持法のように非常にたちの悪い規則の完成である。
なおかつこれを夏目流に難しく書いてあるので庶民に要約するのはこんなんである。
そしてそのたちの悪い条例がはっぴょうされ、庶民は別にはじめだからなんとも感じてない。5日後も特に文句はない・・・やはり消費税10パーセントが効き目なかったかー、しかたない・・・消費税25パーセントに一気に引き上げよう。そして管理センターに通すときは75パーセント引きあがってというふうにすれば400円の商品は500円となり、500円が875円となり、875円が1093円となる。つまり2.734375倍されるのかあ、まあ自然対数に近い数字ですばらしい。みんな定価×自然対数と思えばだいたいいくらか予想はできるな・・・
ま、これを難しく買いとくかあ、・・・・特にうわさもなく流れたので庶民の財布に大打撃を与えた。なんと家賃10万の家が27万から28万に上がり、20万の家は54万〜55万に上がった・・・つまりみんな東京に住む=裕福ということになったのだ・・・しかし夏目の腹黒さはこんなもんではなかった。なんと・・・田舎の方が暮らしにくくなるのだ・・・消費税50%、管理センターを2回通さなければならない、よりによって2回だ。その時各100%定価は値上げされる。これによって100円の商品は150円に上がり、300、600、自分のとこに届く時には900円だ・・・つまり元の9倍は想定しなければならない・・・みんな残酷な人生となる・・・それもこれも東城さえいなければの話だ。そして夏目は考えた、累進課税はどうしよう・・・東城一人のために引き上げると働いている人が潰されてしまう。
・・・よし、所得制限だ・・・・所得1000億円以上の人には所得の80パーセント所得税としていただく、・・・・そして実際所得の低い人には累進減税とし・・・所得が500万以下の人には80パーセント所得税としていただく・・・これをむずかしく書いとこう。明細はわからないように工夫をこしられ・・・
とうとう東城が帰ってきた。外国で100兆稼げたのね、・・・
まあそれ程でも。
東城結城ですね・・・ちょっとお金お借りします。あ、これで日本で入国してください。なんだ?20兆に引かれてるぞ、これも、これも・・・・これも80%引いてある?いったいどうなってるんだ?そしてみんな32歳となり小野と東城は結婚、東城の会社は世界一となり幸せである。
しかし夏目の税金の罠がなかなかつきささる。なんと25%→50%に引きあがったのだ。田舎では全部が二倍で100円が200円に上がり、200円が600円に上がり、600円が1800円に上がり、1800円が5400円に上がり、5400円が16200円に上がり、最後は32400円となりみんなの手元に戻る。つまり元の324倍に跳ね上がる。規制もさらにきつくなり500万以下、1000億以上の人は所得の90%奪われて夏目地獄が始まった。みな35歳となり東城の間には子供が生まれた。なかなかかわいい女の子である。しかし定価の36倍かかる東京は生活苦も少なからずある。学費は最低1000万とすれば3億6000万子供一人あたりにかかる。して私大は年間3600万、国立大学は1800万なので大学いかせるのは裕福な家庭に限られてきた。田舎ではこの9倍で年間3億2400万が私大となり、1億6200万が国立なので大学は金持ち限定どころとなった。
高校も、国立高校は国立大学と同じ授業料となったためみな都立や県立に進むようになった・・・・都立や県立の先生の質も悪くなり、金持ち社会が成立した。世の中金があるやつが強者なのだ。・・・
40となり東京の法は元に戻った・・・そしてとうとう夏目も起業した。夏目の起業は上手くいき、すぐに成績がぼんぼん上がり一年後大企業へと成長した。東城は子供を小学校に来年入れることにした。
小野と東城は幸せな家庭となっていった。
一年後、夏目はとうとう東城に追いつき二人の戦いは始まった。
東城、どちらが日本一になるか争うか?
お前随分余裕がなくなってきたなあ。
そして東城と夏目の戦いは激化し、5年後46で、あれから約30年か、随分と戦ったものだ・・・
その頃小野は少し夏目を意識しだした。
意識し、小野は不倫してしまった。
それに気づいた東城は焦った。
人生も折り返し・・・果たして小野を永遠に幸せにできるのはどちらか!?
続く
これはフィクションです

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